上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009.11.29 公民館
母の実家へ行った。
1時間ほどの所だが、田舎である。

小さい頃は、夏休みになると必ず来ていた場所である。
同い年のいとこと遊ぶのが楽しみだった。

やぎがいた。
ねこもいた。
外に水道があって、そこには粉のはみがき粉が置いてあった。
朝、その粉をつけて歯を磨くのが楽しみだった。
小川が流れていた。
道が土で、両端には草が生えていて、真ん中にも草が生えていた。
遠くに森があって、そこにも行った。
薄暗くて怖かったが、いとこがたのもしかった。
スイカととうもろこしとアイスを食べてお腹をこわした。
年上のいとこたちもいて、けんかもした。
おじちゃんは、私のことを「ピヨ」と呼んでいた。

思い出はよみがえるが、
もちろん、その場所は「今時」になってしまった。

帰り道、公民館に出会った。

ここは、あの当時のままだった。
どきっとした。

じりじりとした太陽の中、セミの声が聞こえる。
炎天下の中、日影のないその場所は、
遊びたくても、遊べない場所だった。

「随分、大人になったね」
いや、
「随分、おばさんになったね」
公民館は、私にそう言っているようだった。
n-kouminkan









上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。